Kiyo's blog

ミニママリストのwebデザイナー

レス夫婦だけど2人目妊娠できました。

 

初めまして。きよです。

 

今日は、レス夫婦のまま、2人目を妊娠したお話を書こうと思います。

 

 

私たちのレス

私たち夫婦は、普段からスキンシップを取る、比較的仲の良い夫婦だと思います。ケンカもそれほどしてきませんでした。ただ、レスの期間は長く、結婚する前からかれこれ5~6年(今も)、いわゆるセックスレス (1ヶ月に1回以下)という状態でした。

 

レスのカップルは、どちらかが我慢していることが多いと思いますが、私たちの場合は、私の方が耐え続け、時に爆発しつつも、諦めながら進んできました。

 

奇跡の第一子

結婚はしたものの、3~4ヶ月に1回程度では子どもできないだろうと悩み、結婚から1年ほど経って、「今すぐに子どもが欲しいわけではないけれど、この状態は辛いから、それなら避妊しよう」と話し合いをした矢先、第一子を授かりました。

 

奇跡のような確率で来てくれた子のおかげで、しばらくは育児に忙しく、レスに悩むことはありませんでした。でも、出産から2年ほどが経ち、自分も少しずつ歳をとっていく中で、「絶対に2人以上欲しいわけではないけれど、愛されない状態が辛い」という気持ちが戻ってきました。

 

再び来た気持ちの限界

冷静に話し合いをしようとしても解決には至らず、我慢できなくなっては、泣いたり子どもを連れて家出をしたり。夫にとっては、日々の疲れから、優先度の低い重労働なものを避けているだけ。そんなどうしようもない状態に、離婚まで考えていました。

 

そんな時、夫婦カウンセリングというのを見つけ、夫に相談したところ、快く応じてくれたので、家族旅行のついでに行くことになりました。男女間で感じる価値に違いがあることや、共感できなくても理解しようとすることが必要なことなどを、客観的に学術的に説明してもらい、一旦そこで私の気持ちには整理がつきました。

 

カウンセリング後

と言っても、その後も、誘って断られては泣いたり、最後までできずに2人目のチャンスさえ得られないことを責めてしまったり、いわゆる絶対してはいけない行動を、わかっていながらも抑えられずに何度もしました。

 

ただ、夫はそういう私も受け入れてくれて、かつ、必要以上に自分を責めることもしなかったので、少しずつ時間が経つうちに、無理せず、元気な時に、最後までじゃなくても時間が取れたらいいかな、という気持ちになることができました。

 

ゆるーい妊活

そんな感じだったので、気持ちは落ち着いたものの、回数は出産前と変わらず3~4ヶ月に1回程度。とても妊活ができる状態ではありませんでした。ただ、私の気持ち的に、全く子どもが望めない状態で過ごすのは嫌だったので、ゆるーく妊活をしようと決めました。

 

私たちの場合は、私の生理周期が安定していたので、排卵日より前の休みにタイミングを決め、取れそうなら時間をとる、といった感じでした。疲れている時や気が向かない時は飛ばすのもあり。最後までを目標とせず、それ自体を楽しめるように上達を目指す!という姿勢で、10歳差くらいまでならいいかなとも話していました。

 

追い詰められない工夫

そんなこんなで、再び奇跡のような妊娠ができたのですが、妊娠前に心がけていたことがあります。それは、私自身の意識が妊活に行き過ぎないように、好きなことをすること。webデザインの勉強や、やりたかった飲食店のバイトなど、妊娠しなかった月に「まだこれは続けられる」と思えることを始めました。また、ずっと夜型だったのですが、勉強の開始をきっかけに朝活をするようになり、胃腸の調子が良くなったことも身体にとって良かったのかなと思っています。

 

自分にできること

元々、何歳で子どもが欲しい、というような考えはなく、選べるものではないと思っていました。それでも、子どもができる可能性すら与えてもらえないレスという状況は、愛されていることも感じられず、とても辛いものでした。

 

お互いの性格や関係性、考え方や感じ方は人それぞれなので、私たちの例はあまり参考にならないかもしれません。でも、少なくとも私の辛さが小さくなってきたのは、自分できることを、自分の人生を楽しむために始めたからなのかな、と思っています。

 

最後に

今のこの状況があるのは、夫のおかげが大きいと思っています。いろんなサイトに書いてある、やってはいけないことしかできなかった私。それを受け止めて、かつ、私のことを好きでいてくれました。

でも、自分を制御しきれなかったことは悔いていません。それだけ自分も苦しんだし、頑張ったのだと思っています。もし突き放されてしまっていたら、その時は大好きでもお別れしていたのかな。どんな結末であれ、自分を大切にできて良かったと思っています。